楽器の音色 Timbre of Music Instrument
音色を可視化する!
当たり前のことながら、音は目に見えません。
しかし、楽器を演奏するにあたってその音色は、楽器の振動や奏者の運動を可視化(visualization)することで見てある程度は確認ができるようになります。
ここではそういった研究についていくつかご紹介します。
COMSOL Multiphysicsを用いた有限要素法によるヴァイオリンの本体の振動モードと周辺音場の連成数値シミュレーションを行っています。現在、ストラディバリの高精度なMicroCTスキャンによる振動と放射音の同時解析に取り組んでいます。
イタリア・ミラノ工科大との共同研究
Visualization of Helmholtz vibration of cello string by high speed camera
ハイスピードカメラを使って、チェロのC線を弓がこする現象を超スロー映像を撮りました。ヘルムホルツの予測通り引っ掛け&解放の繰り返しにより弦が高速ではじかれている様子が分かります。弓の毛(馬の尻尾)は元はキューティクルですべすべしているのですが、そこに松脂の粒子が付着することで、そのでっぱりで弦がはじかれます。
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